私事的SMメソッド

M男性の過去のSMクラブでの経験を聞く機会があった時に

「いきなり体を鞭で打たれたり高圧的な態度で来られた」

という言葉を耳にした事があります。
思う事は 嘸怖かっただろうな、と。


私は女王様なのでセッションの中で相手が望まない事、苦手な事を取り入れてみたり、お仕置きや罰として強いる事もあります。


しかしそれは受け手側の「苦手な事」を私自身がしっかりと把握した上で成り立つものなのではないかな、と思うのです。


何も相手のことを知らずに不用意に鞭や縄などを扱ったり、問答無用に暴言を吐く事
＝ただの「暴力」でありSMで云う「調教」とは別物という認識をしています。


ですから特に初めてお会いする方とは
人として常識的にお話をするし礼儀や心遣いを大切に関係作りをしていきます。


古代ギリシアの哲学者・アリストテレスの唱えた
説得の三原則にこんなものがあります。

エトス(習慣・特性・信頼)
パトス(共感・情熱)
ロゴス(言葉・論理)

この3つの要素は人を説得する為だけでなく、SMに於いて、そして人と深く関わり、繋がりを持つ上で私が大切にしている要素でもあります。
余談ですが個人的にはアリストテレスの格言なども好きでメモ帳によく書き留めていたりします。


話が逸れましたが…
人によっては入室の際から女王様らしく冷徹な雰囲気で来て欲しい、という方もいらっしゃると思うので、そのような場合は事前にミストレスメールで要望を伝えたり、ご予約の際に受付にご要望を伝えるのがオススメです。
他にもセッションのご相談もミストレスメールの方から承りますのでご活用ください。


私独自の考えではありますがSMに於いて、そして常日頃から信頼関係は大切だと思います。

なので危険を伴うプレイや出血が見られるプレイはいたしませんし、そのようなプレイを強要する事も一切いたしません。
場合によっては中断させていただく事もあります。


体を預け、想いを託してくれる方をそっと包んであげられるような包容力ある、天照らす女性で在りたいです。


不用意に傷付く必要なんてないし、誰一人として私が傷付けさせないから何も不安に思わなくて大丈夫。

私に委ね、心の解放、体の解放をして、
只貴方が在るが儘に楽に御成なさい。